2016年10月「いのちの森」グリーンフェア時に観察した鳥の報告

2016年10月1日(土)10:00〜15:00

調査者:須川恒

確認種(9種)
キジバト、フクロウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、
シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ

朱雀の庭(3種)
アオサギ、キセキレイ、セグロセキレイ

 11:00頃、知り合いの寺田さんをいのちの森へ案内をしていた時に
カワセミの池付近の森でカラスが大騒ぎしていました。カラスの大騒ぎ
に気づいていた人はほかにもたくさんいました。ハシブトガラスと
ハシボソガラスのが20羽くらい、鳴き声ではハシボソガラスのほうが多い
でした。
 樹冠回廊の階段を登っていると、多数のカラスが茶色い大きい鳥を
追っているが一瞬見えました。最初トビを追っているかと思いましたが、
必死に逃げていたのはフクロウでした。
 北川さんに案内をまかせて私は先にテントにもどったのですが、
寺田さんが木にとまっているフクロウを撮影(11:00頃)したのを見せて
もらいました。
 フクロウが昼に寝ているのを見つけると、さまざまな鳥があつまって
きて大騒ぎをすること(モビング)が知られています。いままでいのちの森
ではフクロウの記録はないようです。なぜここにフクロウがいたのかは
わかりません。

 いのちの森のテントの前には、アクセサリー店(モフモフ)、マスク屋、
ハンコ屋のブースがありました。どの店のかたも鳥が好きなようで
いろいろ話しました。特にハンコ屋さんのテーブルの下に置かれた小さな
スピーカーからは多くの種類の鳥のさえずりがずっと流れていました。
音楽を流しているとクレームが来たが、鳥の鳴き声を流してからは
クレームがなくなったそうです。

京都ビオトープ研究会