植物班2003年4月の調査報告

調査日:2003.4.19(土)10:00〜12:30 くもり時々雨 気温22℃(10:00)
調査者:北川、田端、橋本、長谷川、馬場、樋上、牧野、村上
新種 :キランソウ(シソ科)
    ミチタネツケバナ(アブラナ科)
    ユキヤナギ(バラ科 植栽)

モチツツジ、ヤブブキが満開で流れ沿いの色のコントラストがきれいでした。
リストの有ったトウゴクミツバツツジを捜しましたがありませんでした。草本
も例年通りに咲きそろっていました。タンポポは当初セイヨウばかりでしたが
線路側しかなかったアカミが回廊内側にも見られるようになりました。新種で
はキランソウが一株だけ草地(ミゾソバの池)で見つかりました。ユキヤナギ
は線路側のサンザシの近くに一株ありました。気がつかなかったのですが昨年
植えられたのだと思います。ミチタネツケバナですが、これは外来種で水域を
除くいのちの森全域で見られました。ミチタネツケバナに関しては、ここの調
査に参加した頃にはありませんでしたのでここはまだ大丈夫と油断していまし
た。おそらく2、3年前から出ていたのではないでしょうか。近年街中のほとん
どや山道など比較的乾燥した場所で目にします。茎がすうっと立ち、根生葉が
はっきり見えます。もうこの時期たくさん種を付け、触れるとぱちぱち種が飛
びますので観察会の時に紹介すると楽しいでしょう。

京都ビオトープ研究会