いのちの森モニタリンググループの活動について
いのちの森の生物相調査
「いのちの森」は1996年に開設された新しいビオトープです。この場所にどんな生きものが新たに棲みつくのか、
あるいは逆に減っていく生きものがいるのかを継続して観察しています
(このような事後調査のことを「モニタリング」と言います)。
現在は植物、菌類、野鳥、昆虫、光環境などについてほぼ毎月調査をおこなっています。
詳しい調査内容については報告書を御覧下さい。
また、この調査結果の一部は本『いのちの森:生物親和都市の理論と実践』にも紹介されています。
平成18年度日本造園学会関西支部大会でも、「復元型ビオトープ「梅小路公園いのちの森」の10年間」という題のポスター発表を行いました(2.66MB PDFファイル)。
いのちの森の管理方法についての助言・提案
モニタリング調査結果を踏まえて「いのちの森」が生き物にとって棲みやすい場所となるように
除草や植栽方法について管理者である緑化協会に対して提案をおこなっています。
自然観察会の実施
モニタリングループでは春(GW)と秋(体育の日)の梅小路公園グリーンフェア行事として
自然観察会を開催しています。スタッフが普段は公開していないエリアも御案内いたします。
またこの日は入園料が無料になります。
京都ビオトープ研究会