2005年度第1回鳥類調査結果

2005年4月16日 9:30〜11:30 1:30〜3:00(観察会) 快晴
調査者:長谷川、眞田、小川、中村

出現種数:(園外のシジュウカラ・スズメを含めて)21種

出現種
1.マガモ♂1     2.トビ1     3.キジバトsong
4.カワセミ1     5.ツバメ     6.セグロセキレイ1
7.サンショウクイ1voice   8.ヒヨドリ   9.モズ♀1
10.シロハラ     11.ツグミ     12.オオルリ♂1
13.(園外)シジュウカラ1song   14.メジロ   15.アオジsong
16.カワラヒワ(園外でsong)  17.イカル1song  18.(園外)スズメ
19.ムクドリ     20.ハシブトガラス     21.ドバト

渡りの季節なので、ヒタキやムシクイ類のさえずりを期待したのですが、
いのちの森の中(園内)ではイカルとキジバトがさえずっていただけで、 鳥は少なめでした。園外でシジュウカラがさえずっていました。

調査中、上空からサンショウクイの声が一声聞こえました。いのちの森では
初記録で、絶滅危惧U類、近畿地区鳥類レッドデータブックで準絶滅危惧種。
同じ日に京大の加藤さんが京都の2ヶ所でサンショウクイを初認したそうですので、
この日たくさん渡って来たもののうちの1羽をうまく確認できたようです。

調査後、いのちの森の外を歩いている途中、園内でアオジがさえずっているのに
気が付きました。カワセミの声も園内から聞こえました(園内にいた田端君が姿を 確認)。

昼の観察会で回廊を通っている時、オオルリ♂が樹冠部を飛びました。モズ♀もいました。
オオルリは地上に降りて歩いている時にも近くで観察できました。

マガモ♂はみんなで池を取り囲んで見ていても逃げずに悠々と羽づくろいをしていました

京都ビオトープ研究会