2015年度第2回「いのちの森」の菌類調査結果
4月21日(火)午後1時30分から3時30分
調査者:大藪,北出,平澤,下野
4月21日(火)に第2回いのちの森菌類調査を行いました。
連日の雨のためか、地上生きのこがこの時期にしては多く発生していました。
ウラスジチャワンタケが園内のいろいろなところで発生していました。
特に興味深かったのは、オオゼミタケが以前と異なった場所に見つかったことでした。
平澤さんに丁寧に掘って頂き、協会の伊藤さん達に掘る様子を見てもらいました。
調査地Cの枠内に古いですが、イボセイヨウショウロが8個体出ていました。
回廊の下Dにも6個体発生していました。
エノキタケに似たきのこはエセオリミキかその近縁種だと思いますミヤコホウライタケ
(地中の材から出ていましたが,地上生としました,No.16)。
新しく設置した組み木から
ワヒダタケ(No.1),クロコブタケ(No.2,1),モミジウロコタケ(No.2),
黒いカビ,赤紫のカビ,ウラベニガサ(No.2),
No.3,No.4 の組木の腐朽が進み,調査を取りやめている。
その他の枯れ木から
オオミノコフキタケ,シラゲタケ,クロコブタケ,モミジウロコタケ,スエヒロタケ,
ハチノスタケ,アミスギタケ,アラゲカワラタケ、キクラゲ,タマキクラゲ,ヒメキクラゲ
発生した地上生きのこの場所に番号を打ちました(16カ所)
なお,番号,種名,個体数の順です.
1.アカシミヒメチチタケ,3,2.ウラスジチャワンタケ,9,
3.ウラスジチャワンタケ,12,4.イボセイヨウショウロ,6,
5.ウラスジチャワンタケ,10,6.ウラスジチャワンタケ,14,
7.ツチグリ,2,8.ウラスジチャワンタケ,43,9.ウラスジチャワンタケ,2,
10.イボセイヨウショウロ,2,11.ウラスジチャワンタケ,53,
12.枠内イボセイヨウショウロ,8,13.ムジナタケ,1,
14.オオゼミタケ,1,15.アカシミヒメチチタケ,10,
16.エセオリミキかその近縁種ミヤコホウライタケ,25
京都ビオトープ研究会